就学前のこどもの施設の種類

就学前の施設って種類いくらかあって分からない!だとか色々誤解されている部分がありますので解説します。



就学前のこどもの施設

大きく分けて3つあります。
  • 幼稚園
  • 保育所
  • 幼保連携型認定こども園
この3つがあり、それぞれ役割や目的が違います。







幼稚園

所管は文部科学省で法律は学校教育法によるものです。

幼稚園の利用時間は4時間と短めです。

ここでは義務教育の基礎を培うことや幼児を保育して心身の発達を助長することを目的としています。(学校教育法 第22条)

ですので幼稚園は「学校」として機能しています。







保育所

所管は厚生労働省で法律は児童福祉法によるものです。

保育所の利用時間は8時間または11時間利用できます。

ここでは「保育を必要とする乳幼児」を対象として、保護者の元から通わせるものとなっているので幼稚園ではバスが運行されていると思いますが保育園はそれがありません。







幼保連携型認定こども園

所管は内閣府となっていますが文部科学省と厚生労働省も共同管理しています。

法律は長いので通称で書きますと「認定こども園法」になります。

ここでは「幼稚園」と「保育園」の両方の機能を合わせ持った施設になっており多くの園が幼保連携型認定こども園になっています。

「〇〇保育園」という名前だったのが「〇〇こども園」などと改名されていた場合はきっと幼保連携型認定こども園になったと思われます。

利用時間は4時間、8時間、11時間となっており幼稚園と保育園の両方が採用されていることが分かります。

また幼保連携型認定こども園では教育と保育を一体的に行うとされている点も幼稚園と保育園を掛け合わせていることが分かります。







最後に

詳しく書くとキリがないので割愛しましたが、おおまかにこんな感じで役割分担されています。

しかし幼保連携型認定こども園が出てきてから幼稚園や保育園は減少傾向にあります。

お子様を預ける親御さんはどこを選びますか?